小田選手(愛知一宮出身)テニス全仏オープン・車いすの部優勝

テニスの全仏オープン、車いすの部は男子シングルス決勝で愛知県一宮市出身の小田凱人選手が世界ランキング1位のイギリスの選手を破って、四大大会で初めての優勝を果たしました。

パリで開かれている全仏オープン、車いすの部の男子シングルス決勝に出場した、世界2位で17歳の小田選手は、世界1位でイギリスのアルフィー・ヒューウェット選手と対戦しました。
小田選手はセットカウント2対0のストレートでヒューウェット選手を破り四大大会で初めての優勝を果たしました。
17歳1か月の小田選手の優勝は、プロ選手が参加できるようになった1968年のオープン化以降、四大大会男子シングルスで史上最年少です。
四大大会の車いすの部、男子シングルスで日本選手が優勝するのは、ことし1月に現役を引退した国枝慎吾さんに続いて2人目です。
今回の小田選手の初優勝について愛知県の大村知事は「心からお祝い申し上げます。今後とも世界の舞台で活躍いただくことを期待しています」とコメントを出しました。