愛知県東部 しばらくの間 大雨の可能性

東海3県のうち岐阜県と三重県では大雨のピークを越えましたが、愛知県東部ではしばらくの間、警報級の大雨となる可能性があります。
気象台は先週の記録的な大雨で地盤の緩んでいるところがあることから、土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

気象台によりますと梅雨前線の影響で東海3県では8日から各地で雨が降りました。
9日午前7時までの24時間に降った雨の量は愛知県新城市作手で100ミリ、愛知県新城市で99ミリ、岐阜県本巣市根尾で93ミリ、などとなりました。
岐阜県と三重県では大雨のピークは過ぎましたが、愛知県東部ではしばらくの間、雨雲が予想より発達し停滞した場合、警報級の大雨となる可能性があります。
また、6月2日から3日にかけての記録的な大雨で地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。
気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、それに河川の増水に十分注意するとともに落雷や突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。