腰痛やひざ痛を予防!運動歩き方講座 愛知・碧南

腰やひざに痛みを抱える人が多い中高年を対象に、負担が少ない歩き方や、家でできる体操を学ぶ講座が、愛知県碧南市で開かれました。

この講座は、腰痛や、ひざの痛みを抱える人たちに、運動を通して痛みを緩和してもらおうと碧南市などが企画し、50人あまりが参加しました。
講師は、理学療法士の岡裕光さんで、腰やひざの痛みを予防するストレッチや体操を紹介し、「痛いからといって体を動かさないと、かえって悪くなってしまう可能性がある。1日15分以上の体操や運動を週3回以上続けてほしい」と呼びかけました。
そして、参加者全員でウォーキングの練習を行い、20メートルほど先を見ながら、足を腰から前に出すイメージで歩くと、腰やひざへの負担が軽くなることを伝えていました。
参加した77歳の男性は、「膝が痛くて治療しているので、膝にいい歩き方のポイントがわかり、とても参考になった」と話していました。
講師を務めた岡裕光さんは、「腰痛やひざの痛みがあっても、できる範囲で運動してもらうことで免疫力も高まりますし、健康寿命を延ばしてもらいたい」と話していました。