元SKE48矢方美紀さん1日警察署長 空き巣対策を呼びかけ

乳がんであることを公表し、啓発活動に取り組んでいる「SKE48」の元メンバーでタレントの矢方美紀さんが1日警察署長に任命され、空き巣への注意を呼びかけました。

21日から愛知県では「春の安全なまちづくり県民運動」が始まり、矢方さんは渡辺勇人中警察署長から1日警察署長に任命されました。
矢方さんは普通のドアは簡単にこじ開けられるのに対し、防犯対策がされたドアでは10秒以上かかり、時間がかかると犯人が侵入を諦めやすいことなどを学びました。
このあと矢方さんは集まった人たちに窓が開くと音が鳴る防犯グッズを配りながら注意を呼びかけました。
警察によりますと愛知県では空き巣などの被害がことしに入ってから先月末までに445件と去年の同じ時期より47件増えたということです。
矢方さんは「いろいろな手口で犯人が侵入することを聞いて、まわりに注意を呼びかけたり、自分自身も実践したい」と話していました。
渡辺署長は「みなさんが防犯対策をとることが大事なので、しっかり備えてほしい」と話していました。