”サル痘”愛知県で初めての感染確認 感染すると発熱や発疹

愛知県は県内に住む40代の男性が「エムポックス」、これまでのサル痘に感染していることが確認されたと発表しました。
県内で感染が確認されたのは初めてです。

「エムポックス」、これまでのサル痘は感染すると発熱や発疹などの症状が現れるウイルス性の感染症です。
愛知県によりますと県内に住む40代の男性が5月8日から9日ごろに40度の発熱や発疹などの症状が出て、16日に県内の医療機関を受診して検査を受けたところ感染が確認されました。
現在も治療を続けていますが、状態は安定しているということです。
県によりますと男性は過去1か月ほどの間に海外への渡航歴はないということです。
県内でサル痘の感染が確認されたのは初めてで、県は感染経路を調べています。
国内では去年7月に1例目の感染者が確認されて以降、5月7日までに135人の感染が確認されているということです。
エムポックスは主に感染した人や動物の体液や血液に触れたり、長時間、飛まつにさらされたりした場合などに感染するということで、県は「サル痘を疑う症状がみられる場合はかかりつけ医や最寄りの医療機関に相談してください」と呼びかけています。