愛知 豊田 女子高生の殺害から15年 情報提供呼びかけ
愛知県豊田市で女子高校生が殺害されバッグなどが奪われた事件から2日で15年です。
市内の駅などでは警察がチラシを配って情報提供を呼びかけました。
15年前の平成20年5月2日、豊田市でクラブ活動を終えて帰宅途中の高校1年生、清水愛美さん(当時15)が殺害されてバッグなどが奪われました。
警察は強盗殺人事件としてのべ9万2000人を投入して捜査を行い、これまでに奪われたバッグが岡崎市内で見つかったほか、ことし3月末までにおよそ1700件の情報が寄せられていますが、いまも未解決のままです。
事件から15年となった2日、名鉄豊田市駅などで警察官が駅の利用者などにチラシを配って情報の提供を呼びかけました。
また、警察は現場に残されていたものと同じタイプのミニタオルと白い結束バンド、それに犯人が持ち去ったとみられる清水さんのジャージを公開しました。
この事件の解決につながる有力な情報を提供した人には300万円を上限に懸賞金が支払われることになっています。
野村喜之署長は「こんな車や人を見たなど、思い出したり話を聞いたりしたらどんなささいな情報でも警察まで寄せて欲しい」と話していました。
連絡先は豊田警察署の特別捜査本部で電話番号は0120ー400ー538です。