名鉄の駅で刃物刺さった女性死亡 飛び込んだ男性との関連捜査

8日夜、名古屋市南区にある名鉄名古屋本線の本笠寺駅のホームの待合室で18歳の会社員の女性が胸に刃物が刺さった状態で倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが死亡しました。
警察は何者かに刺されたとみて捜査を進めるとともに同じころこのホームから男性が列車に飛び込んで死亡していることから関連を調べています。

8日午後8時前、名古屋市南区にある名鉄名古屋本線の本笠寺駅の駅員から「ホームから男性が列車に飛び込んだ」と警察に通報がありました。
警察と消防が駆けつけたところ、男性は下りの急行列車にはねられてホームに倒れていて、警察が周囲を確認したところ、同じホームの待合室で若い女性が刃物が刺さった状態で倒れているのが見つかりました。
女性は名古屋市中川区に住む18歳の会社員で意識が無い状態で病院に搬送されましたが、およそ2時間半後に死亡しました。
また男性も全身を強く打つなどしていて搬送先の病院で死亡しました。
捜査関係者によりますと事件の直前に2人がホームの待合室にいるところを目撃した人がいるということです。
また現場には女性に刺さっていた刃物とは別にもう1本刃物が落ちていたということです。
警察は女性が何者かに刺されたとみて捜査を進めるとともに男性の死亡との関連を調べています。