モスクに子ども食堂 愛知・津島
愛知県津島市のモスクに25日地域の交流拠点を目指した子ども食堂がオープンし家族連れなどでにぎわいました。
子ども食堂がオープンしたのは津島市にある「日本アハマディア・ムスリム協会」のモスクです。
25日は最初にモスクの見学会が行われ、主任宣教師のレイス・アニースさんが1日に5回の礼拝が行われていることや古くから集会所として使われ、宗教に関係なく誰でも利用できることなどを説明しました。
このあとモスクの駐車場にあるダイニングキッチンで子ども食堂が開催され、家族連れが韓国料理を作るなどして食事を楽しんでいました。
この子ども食堂は宗教や人種に関わらず利用でき月に1回、世界各地の料理を提供するということです。
高校生の子どもと一緒に利用した愛知県稲沢市の女性は「モスクは閉鎖的な場所だと思っていましたが、とてもフレンドリーで意外でした。また知り合いなどを連れて来てみたいです」と話していました。
また子ども食堂の代表の岩本眞一さんは「モスクというと敷居が高いように感じるかもしれませんが、子ども食堂の利用を通じて地域の交流が生まれて子どもたちの笑顔を見ることができればうれしいです」と話していました。