「こどもホスピス」の愛知での設立に向けシンポジウム

命に関わる病気などを抱えている子どもが、家族と過ごせる施設「こどもホスピス」についてのシンポジウムが名古屋市内で開かれ、娘を白血病で亡くした女性などが愛知県内での設立を訴えました。

18日に名古屋市内で開かれたシンポジウムには、およそ150人が参加しました。
「こどもホスピス」は、小児がんなどの命に関わる病気や重い障害のある子どもとその家族が専門知識を持った看護師などのサポートを受けながら過ごすことができる施設です。
命に関わる病気などを抱えている子どもは全国に、およそ2万人いると推定されていますが、こどもホスピスは、全国に数か所しかなく、シンポジウムを主催した「愛知こどもホスピスプロジェクト」では、愛知県内での設立を目指しています。
シンポジウムではまず、大阪市でこどもホスピスの設立に携わった大阪市立総合医療センターの原純一顧問が「小児がん治療では、命を救うだけでなく、子どもを健やかに成長させ、人生を充実させることも重要だ」とした上で、こどもホスピスが必要だと話しました。
また白血病で娘を9歳で亡くした江南市の安藤晃子さんは「こどもホスピスが身近にあったら、もっと豊かな時間を過ごせたのではないかと思う。今も闘病している子どもと家族のために、設立への応援をお願いしたい」と訴えました。
団体では、こどもホスピスの設立に向けて、寄付を呼びかけています。