愛知県図書館が雑誌スポンサー制度開始へ

愛知県図書館は、企業などに、スポンサーとして雑誌の購入費を負担してもらう代わりに最新号のカバーに企業名や広告を載せる制度を、４月から始めることになりました。

この制度は、名古屋市中区の愛知県図書館が、年々減少している本や雑誌の購入費を補いつつ、多くの雑誌を提供しようと始めるものです。
制度では、企業や団体に、図書館が指定した１１０余りのタイトルの中から、スポンサーになりたい雑誌を選んでもらい、１年間の購入費を負担してもらいます。
その代わりに、最新号にかぶせる透明なカバーに、スポンサー企業の名前や広告を載せるほか、図書館のホームページなどにも、企業名を掲載します。
１つの雑誌あたりの購入費は、年間２０００円台から１０万円台で、愛知県図書館のホームページから申込書をダウンロードして提出することで、スポンサーの申し込みができるということです。
愛知県図書館は「雑誌の最新号は、多くの利用者の目に触れるもので、スポンサーの知名度の向上が期待できるので多くの企業に申し込んでほしい」としています。