消費期限切れ菓子を児童に提供 一時体調不良に 三重鈴鹿

三重県鈴鹿市の小学校で24日、市の出前授業で提供された消費期限切れの焼き菓子を食べた児童9人が、一時、体調不良を訴えました。

鈴鹿市によりますと、24日、一ノ宮小学校で市が5年生を対象に行ったお茶に関する出前授業の中で、消費期限が20日だった焼き菓子のお茶サブレが提供されました。
児童の1人が消費期限が切れていることに気付き、すべて回収されましたが、23人が菓子を食べたということです。
このうち、9人が腹痛や吐き気などの体調不良を訴えましたが、市によるといずれの児童もこれまでに体調は回復したということです。
焼き菓子は、もともと1月25日の授業で提供される予定でしたが、大雪の影響できのうに延期され、市の職員が菓子の消費期限を確認せず、児童に出したということです。
鈴鹿市は「子どもたちが楽しみにしていた授業で体調を崩す結果となり、非常に申し訳ない」とした上で今後、複数の職員でこまめに消費期限を確認するなど再発防止を図ることにしています。