小学生がF4戦闘機と綱引き 博物館で展示に合わせて
航空自衛隊のかつての主力機、「F4戦闘機」を、小学生たちが綱引きのように引っ張るイベントが岐阜県各務原市で開かれました。
「ファントム」の愛称でも知られたF4戦闘機は、昭和46年から航空自衛隊の主力機として運用され、主翼など一部は各務原市で生産されました。
「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」では、航空自衛隊の岐阜基地で運用された機体を新たに展示することになり、18日)施設内に運び込むのにあわせて、小学生たちに機体の大きさや重さを実感してもらおうというイベントが開かれました。
地元の岐阜県や、愛知県などから応募した小学生およそ40人が集まり、2つのグループに分かれて、重さおよそ14トンの機体につながったロープを声を合わせて引っ張り、60メートル移動させました。
各務原市の10歳の女の子は、「ものすごく大きかった。とても重かったけど、みんなと引っ張れて楽しかったです」と話していました。
また、10歳の男の子は、「めったにできないので、やってみたいと思い申し込みました。近くで見たらかっこよかったです」と話していました。
機体は、館内の展示スペースで見学することができるということです。