愛知県「スタートアップ企業」パネルディスカッション

愛知県は革新的なビジネスを生み出す海外の「スタートアップ企業」を支援するプログラムを進めています。
16日は、名古屋市内で、起業家たちがパネルディスカッションを行い、県内企業にそれぞれの事業計画をアピールしました。

16日、名古屋市中区大須で開かれたパネルディスカッションには県のプログラムに参加している14社の起業家たちと事業に関心を持つ県内の企業など50社が参加しました。
はじめに、大村知事がビデオメッセージで「愛知県はスタートアップを受け入れる準備が整っている。愛知県からイノベーションを起こしましょう」とあいさつしました。
パネルディスカッションでは海外の起業家たちが県内企業にそれぞれの事業計画をアピールしました。
このうち、シンガポールの起業家は店舗で売れ残ってしまう商品についてAIを使って、顧客が求める価格を分析し、在庫ロスを減らすサービスを紹介しました。
このほか、最新のロボット技術や3Dプリンターなどを利用した斬新なビジネスのアイデアが次々と紹介され、参加した企業の担当者らは熱心に話を聞いていました。
シンガポールから来日した起業家の女性は、「愛知には多くの製造会社があり人々が未来のことを考えて生活している。一緒に働ける地元のパートナー企業を探しています」と話していました。