三重・桑名 5日に不発弾の処理作業 住民避難や通行止めも

三重・桑名 5日に不発弾の処理作業 住民避難や通行止めも

去年12月、三重県桑名市の工事現場で見つかった不発弾について桑名市は5日午前10時から処理作業を行う予定です。
市は現場から半径およそ300メートルの地域を立ち入り禁止にするほか、周辺の道路を通行止めにして、安全を確保することにしています。

桑名市では去年12月に国道1号の伊勢大橋の架け替え工事の現場で太平洋戦争中に投下されたとみられるアメリカ製の不発弾が見つかり、5日午前10時から陸上自衛隊の不発弾処理隊が信管を抜き取るなどの処理作業を行います。
これに伴って桑名市は午前9時から現場から半径およそ300メートルの地域を立ち入り禁止にし、市内の「長島地区市民センター」に避難所を開設して、この地域に住むおよそ80世帯200人と30の事業所の従業員などにも避難してもらうことにしています。
また、国道1号を含む周辺の道路も午前9時から通行止めするなどして、安全を確保することにしています。
伊藤徳宇市長は「自衛隊や警察などと連携しながら安全確保を最優先に取り組んでいく。さまざまな規制もあるが、市民のみなさんには協力をお願いしたい」と話しています。