デルタ航空 中部空港ーデトロイト便が需要戻らず無期限運休へ

アメリカのデルタ航空が運航している中部空港とデトロイトを結ぶ便が2月いっぱいで無期限の運休となることがわかりました。
想定ほど需要が戻っていないことが要因で、中部空港と北米を結ぶ唯一の定期旅客便がなくなることになります。

アメリカのデルタ航空が運航する中部空港とデトロイトを結ぶ便は新型コロナの感染拡大で運休したあと1年後に運航を再開し、その後、週3往復に増便されました。
しかし、デルタ航空の太平洋地区広報部によりますと、想定ほど需要が戻っておらず、2月いっぱいで無期限の運休とすることになったということです。
すでに3月以降の予約の受け付けは停止しているとしています。
中部空港会社によりますと、デルタ航空のデトロイト便は中部空港と北米を結ぶ唯一の定期旅客便で、自動車産業を中心としたビジネス需要を支えていましたが、これがなくなることになります。
デルタ航空の太平洋地区広報部では「利用客の皆さまにはご迷惑をおかけします。無期限の運休という形で現状では再開の予定はないが、需要の動向に注目していきたい」と話しています。