農業の課題解決に向けたアイデアコンテスト 愛知・豊橋

農業の課題解決に向けてスタートアップ企業が技術やアイデアを競うコンテストが愛知県豊橋市で開かれました。
このコンテストは農業の盛んな豊橋市が、スタートアップ企業のアイデアや技術によって農業を取り巻く課題を解決しようと、初めて開きました。
18日は提案した33社から書類選考で選ばれた7社が賞金総額1000万円をかけて提案内容を説明しました。
このうち仙台市の企業は、柿農園などでの作業負担を軽減するため、月面探査機の技術を生かして開発した農業用ロボットについて「でこぼこ道で穴や木をよけながら自律走行が可能だ」と説明しました。
また名古屋市の企業は、気象条件や被害の履歴をもとにAIが病害虫の発生を予測するシステムを開発し農薬の削減や省力化に貢献できるとアピールしました。
審査の結果、農産物の環境負荷を見える化したアプリを開発するなどした3社の入賞が決まり今後2年かけて地元農家と実証実験を行います。
入賞した1社で環境負荷を見える化したアプリを開発した東京の企業の社長北垣卓さんは「スタートアップ企業はアイデアがたくさんあるが、実証するのは資金面を含め人とつながるという面で大きな壁がある。こうした取り組みは非常に背中を押してくれるものだ」と話しています。
豊橋市地域イノベーション推進室の鈴木大介さんは「スタートアップ企業と農家との出会いの場であり、課題が解決され農業に希望がもてるようになればいい」と話しています。