中部空港 2本目滑走路整備で環境影響を調査へ
中部空港の2本目の滑走路の整備をめぐり、空港会社は、滑走路が増えることによる大気や騒音への影響について調査を進める方針で、調査方法などをホームページで公開し、広く意見を募っています。
中部空港では、発着可能な便数を増やすため、現在の滑走路の東にある「誘導路」を2本目の滑走路として整備する構想が示されています。
これについて空港会社は、空港周辺で暮らす地域住民などの理解を得る必要があるとして、滑走路が増えることで粉じんが大気にどの程度飛散するのかや、航空機の騒音がどう変わるのかなどを詳しく調査する方針です。
会社では、調査方法などの詳細な計画をホームページで公開したうえで広く意見を募っていて、2月27日までにメールや郵送で送ってほしいと呼びかけています。
中部空港会社は「滑走路の増設に向けて地域の合意形成を図っていきたい。環境調査の進め方についてどなたでも気軽に意見や考えを寄せてほしい」と話しています。