名古屋大が「卓越教授」制度開始

名古屋大学は、世界水準の研究拠点を目指すため第一線で活躍する若手研究者を「卓越教授」として、給与の上限を定めずに高年俸で雇用する制度を創設しました。
名古屋大学が新たに始めたこの制度は、世界レベルでの活躍が期待される若手研究者を「卓越教授」として迎え、6年の期間、年俸の上限をなくして高い給与で雇用するものです。
名古屋大学によりますと、国内の大学教授の給与水準は海外に比べて低く、名古屋大学でも教授の年俸は上限がおよそ1200万円と定められていて、これまで、国際的に活躍する研究者を招こうとしても、待遇面で折り合いがつかないことが多かったということです。
そこで、「卓越教授」の給与は、世界トップクラスの水準に近い2000万円から3000万円程度を想定して年俸の上限を設けないほか、研究室の移転などにかかる費用も大学側が支援することにしています。
学外から招へいする場合は45歳未満が対象で、今後、論文が引用された数や特許の件数などを指標に選考を行い、10人ほどの研究者を「卓越教授」とする方針で、今年度中にも1人目の教授を招へいしたいとしています。