伊勢神宮に奉納された鏡もちなど福祉施設に 三重・伊勢

全国各地から三重県の伊勢神宮に奉納された鏡もちや果物が地元の伊勢市の福祉施設に贈られました。
伊勢神宮では毎年、全国各地から送られてきた鏡もちや果物などを元日に神前に奉納し、その一部を伊勢市を通じて市内の福祉施設に贈っています。5日は神宮の神職2人が鏡もち8個とリンゴとミカンの果物13箱を伊勢市役所に運び、鈴木健一市長に目録を手渡しました。鈴木市長は「毎年児童や障害者、それに福祉施設のみなさんにおこころづかいをいただいて本当にうれしく感じています」と感謝の言葉を述べました。伊勢神宮から贈られた鏡もちや果物は児童福祉施設や障害者福祉施設など市内の13施設に配られるということです。神宮司庁の尾崎友季さんは「神様に供えられた品々なのでおいしく食べて元気になっていただければと思います」と話していました。伊勢市健康福祉部の辻村好浩次長は「施設の皆さんは毎年心待ちにされているのでありがたい」と話していました。