岐阜・関 初詣に来た人たちに牛乳の消費の拡大を呼びかけ

年末年始は牛乳の消費が落ち込むことから、岐阜県関市の寺では地元の牛乳メーカーが元日の初詣に来た人たちに温かい牛乳を販売し、消費の拡大を呼びかけました。

この呼びかけは冬休みで学校給食が休止するなど年末年始にかけて牛乳が大量に余ることが予想されることから、消費の拡大を呼びかけようと関市の牛乳メーカーが市内の関善光寺で行いました。
元日の日1は県産の牛乳を温めたホットミルクを初詣に訪れた人たちに販売していました。
また、甘酒やカレー味といった変わりだねのホットミルクも販売し、いつもとは違う牛乳の飲み方を提案していました。
ホットミルクを飲んだ4歳の女の子は「温かくておいしいです」と話していました。
また、カレー味を飲んだ20代の女性は「カレーの味が牛乳と合っていて驚きました。また飲みたいです」と話していました。
消費拡大を呼びかけた関牛乳の吉田宰志社長は「ウクライナ情勢や円安の影響で牛乳の価格が高騰し、いつも以上に牛乳が余っています。ふだん牛乳を飲まない人でも温かくしたり、味を変えたりすると冬でもおいしく飲めることを皆さんに知って頂きたい」と話していました。
ホットミルクは2日も関善光寺で午前10時ころから午後4時ころまで販売されます。