名古屋 イノシシに出くわしたら”刺激せず後ずさり”

名古屋市内では11月20日、イノシシの目撃情報が相次いで寄せられ、市はイノシシと出くわしてしまった場合は、刺激せずに後ずさりして離れるよう注意を呼びかけています。

警察によりますとイノシシはまず、20日午後2時40分ごろ、名古屋市守山区の矢田川の河川敷に2頭がいるのが目撃されました。
通報を受けて警察官4人が駆けつけ2頭を探したところ、このうちの1頭と見られる体長1メートルほど、体の高さ70センチほどのイノシシが、近くにいた10人ほどに突進しようとしました。
このため、36歳の男性巡査部長がイノシシに拳銃を向け「撃つぞ」などと大声で警告したところ、イノシシは走り去り2頭とも姿が見えなくなったということです。
警察によりますと、その後イノシシは北区や東区などでも目撃されたということで、北区内で映像を撮影した名古屋市の10代の男性は「なんでこんなところにいるんだろうとすごく驚きました。車道にも出たりしていたので、事故につながると危険だなと思いました」と話していました。
名古屋市都市農業課生産振興係の河原秀昭係長は「イノシシと出くわした場合は、物を投げたり大声を出したりしたりはせずにゆっくりと後ずさりしながら離れてほしい」とした上で、突進してきた場合は、直角に逃げるよう呼びかけています。

【名古屋市教育委員会も注意を呼びかけ】
名古屋市内でイノシシが相次いで目撃されたことを受け、名古屋市教育委員会は市内すべての市立の幼稚園や小中学校、高校などに、イノシシを見かけても絶対に近づかないこと、ものを投げたり、追いかけたりして刺激を与えないようにすることを呼びかける文書を送りました。