岐阜・各務原 障害者向けの合同説明会 コロナで3年ぶり開催

障害者の支援団体が一堂に集まり、障害のある人やその家族に仕事を紹介する催しが岐阜県各務原市で開かれました。

この催しは障害のある人たちの就労の支援をしている団体などでつくる協議会が開いたもので、去年とおととしは新型コロナウイルスの影響で中止されたため3年ぶりの開催となりました。
22日は各務原市の福祉施設に17の支援団体が集まり、それぞれのブースでお菓子の検品やパソコン入力などの仕事が紹介されていました。
そして、担当者が障害のある人やその家族などに仕事の内容やスケジュールについて説明していました。
これだけ多くの支援団体が一堂に集まって障害のある人たちの就労をサポートする機会はまだまだ少ないということです。
また、障害のある人たちがつくった品物を売るバザーも開催され、アクセサリーなどが販売されていました。
訪れた50代の男性は「仕事内容など知ることができてよかったです。働く上での制度についてもこのあと聞いてみたい」と話していました。
イベントを主催したメンバーの1人、大谷弘さんは「コロナ禍で支援団体に相談しづらくなっていたので、こうしたイベントを通して仕事を探す負担を減らすことができればうれしい」と話していました。