愛知県 職員を中国に派遣 スタートアップ企業支援へ

愛知県は、スタートアップ企業の支援を充実させるため、多くの企業の支援に実績のある中国の企業に、10月から職員1人を派遣することになりました。
愛知県は、新たなビジネスの創出や育成を後押しするため、スタートアップ企業の活動拠点「STATION Ai」を、再来年10月、名古屋市に開業させる予定です。
これを前に、愛知県は、中国の清華大学の傘下にある企業で、これまで5000以上のスタートアップ企業を支援した実績があるTusホールディングスの青島支社に職員を派遣することになりました。
派遣期間は今月から1年間で、北京市や青島市、杭州市など中国各地の拠点でスタートアップ企業とのミーティングに参加するほか、事業化を支援するプログラムに携わるなどし支援のノウハウを学ぶということです。
愛知県スタートアップ推進課では「職員が現地で得たスキルを、『STATION Ai』の運営など、県のスタートアップ支援の施策に生かしたい」としています。