愛知豊田市 矢作ダムの地下で“熟成の日本酒”が完成

愛知県豊田市と岐阜県にまたがる矢作ダムの地下で、100日あまりにわたり熟成させた日本酒が完成し、ダムから運び出す作業が行われました。

この取り組みは、地元の矢作ダムを有効活用して地域の魅力を発信しようと、ダムを管理する国土交通省矢作ダム管理所や豊田市内の4つの酒造会社などがおととしから行っています。
矢作ダムは、高さが100メートルあり、ダムの地下およそ60メートルにある点検用の通路には、ことし5月から四合瓶の日本酒、1000本あまりが、貯蔵されてきました。
9日は、100日あまりかけて熟成させた日本酒を地下から運び出す作業が行われ、酒造会社の社員たちが日本酒を台車に乗せてエレベーターで地上に上げ、車に積み込んでいました。
ダムの地下通路は、年間を通して温度が15度前後に保たれ、日本酒の熟成に適しているということです。
酒造会社の専務の中垣隆さんは、「ダムの地下は温度が一定で、お酒の味がまろやかに仕上がります。4つの酒を飲み比べて楽しんでほしい」と話していました。
豊田市旭観光協会の鈴木正晴会長は、「豊田のきれいな水と美しい風景をイメージしながら、この酒を飲んでほしい」と話しています。
「矢作ダム貯蔵酒」は、4本1セットで限定250セット販売され、10日からインターネットとFAXで抽選の受け付けが始まります。