コロナ患者入力簡素化で現場から歓迎の声 愛知県

愛知県は31日から、新型コロナの感染者のうち重症化リスクが高くない人については、システムに登録する情報を簡略化することになり、医療現場からは負担が軽くなると歓迎の声が聞かれました。
名古屋市・中川区で発熱外来を行っているクリニックでは、31日も朝から発熱やのどの痛みなどを訴える患者が次々に訪れ、クリニックの外や車の中で検査や診察を受けていました。検査で陽性と判明した患者の情報は「HERーSYS」と呼ばれるシステムに入力する必要があり、このクリニックでは、看護師が業務の合間に入力しています。この入力作業が、医療機関の負担になっていたことから、愛知県では31日から入力項目を簡略化し、高齢者など重症化リスクが高い患者以外については、項目数を減らして登録することになりました。省略される項目は、診断方法やワクチンの接種歴、重症化リスクの有無、どんな症状があるかなどです。クリニックでは、これまで、1人の患者の情報を入力するのに5分ほどかかっていましたが、項目数が減ったことで、時間が半分以下に短縮されていました。松本ファミリークリニックの松本幸三院長は「まだまだ新型コロナの患者が多い状況なので、かなりの負担軽減になる。重症化リスクの低い人も電話番号などが登録され、今までどおりショートメッセージが届くので、困った時の連絡先もわかり、患者も安心だと思う」と話しています。