愛知常滑 貴重な装飾タイルの展示会

焼き物の産地として知られる愛知県常滑市でおよそ100年前に製造された色鮮やかな装飾タイルの魅力を知ってもらおうと、その作品を集めた展示会が始まりました。

展示会は11日から常滑市の「とこなめ陶の森資料館」で始まり、およそ100年前に製造されたタイルなどの作品51点が紹介されています。
このうち「モザイクタイル」と呼ばれるタイルは土に色を練り込んでから焼き上げる手法で製造し色があせにくいのが特徴で今も当時の色彩を鮮やかに放っています。
また「クリンカータイル」と呼ばれるタイルはおよそ1200度の高温で焼き上げ、耐水性や耐久性にすぐれ、当時の装いをそのままに保っています。
これらのタイルは昭和初期までに常滑市の「東窯工業」で製造され、当時、顧客に見せるために建てられた見本室で保存されていましたが、建物の取り壊しが決まったため愛好家らの協力でことし6月に取り外されて保管されていたということです。
展示会を開催したメンバーの杉江明子さんは「これらのタイルは色があせず耐久性が高いというのが魅力ですので、気軽に足を運んで楽しんでほしいです」と話していました。
展示会はことし10月10日まで開かれています。