全医療機関に診療・転院受入要請へ 愛知県

新型コロナ患者の急増により医療機関の負担が大きくなる中愛知県は、一般医療と新型コロナ患者への対応を両立させる必要があるとして9日付けで、すべての医療機関に、新型コロナ患者の診察や転院を受け入れるよう協力を依頼することになりました。

愛知県は8日、感染者のための病床の使用率は、これまでで最も高い79.7%となり、医療機関への負担が大きくなっています。
こうした中、愛知県は、一般医療と新型コロナ患者の対応を両立する必要があるとして、9日付けで、県内のすべての医療機関に、診察や入院患者の受け入れに協力を依頼する文書を、医師会や病院協会を通じて出すことになりました。
この中では、新型コロナ患者の診察や検査を行う医療機関に指定されていない医療機関でも、可能な限り、電話やオンライン診療を活用して感染の疑いがある患者の診察を行うよう依頼しています。
また、陽性が確認され、すでに別の病院に入院している患者の転院を受け入れるよう協力を依頼し、その際は、病院内で感染が広がらないよう対策を取ることも求めています。
愛知県の大村知事は、記者会見で「1人でも2人でも受け入れをお願いしたい。医療機関全体で、新型コロナの患者を受け入れていただき、乗り越えていきたい」と述べました。