東紀州地域の遺跡からの出土品を展示 三重・尾鷲  

三重県南部の東紀州地域の遺跡から出土した石製品や土器などを集めた展示会が、尾鷲市で開かれています。

この展示会は東紀州地域の埋蔵文化財や考古学に興味を持ってもらおうと、尾鷲市の県立熊野古道センターが開いているものです。
会場には尾鷲市や熊野市など、東紀州の5つ市と町にある縄文時代から鎌倉時代にかけての遺跡で見つかった、およそ300点の出土品が展示されています。
このうち熊野市の津ノ森遺跡から出土した長さ7センチほどの弥生時代の石製品は、東紀州では見つかっていない銅鐸を模して作られたものだとみられています。
また、紀北町の横城古墳から出土した古墳時代の須恵器器台は、儀式の時に供え物を置く台として使われていたと考えられています。
このほか昔の人が塩を作るのに使った土器や、漁に使う土のおもりなどの生活用具も展示されていて、訪れた人が興味深そうに見入っていました。
県立熊野古道センターの嶋田仁志アシスタントコーディネーターは「夏休みの自由研究で地域の遺跡について学ぶのにも役立つと思うので、ぜひ見に来て下さい」と話しています。
この展示会は尾鷲市の県立熊野古道センターで8月21日まで開かれています。