岐阜市で初 空き家の「略式代執行」

全国的に空き家の増加が問題になる中、岐阜市は所有者がわからず長年放置されていた空き家1棟について倒壊するおそれがあるとして「略式代執行」という手続きで強制的に撤去する作業を始めました。

取り壊しが始まったのは、岐阜市鷺山にある木造平屋建ての住宅1棟で、20日、岐阜市の担当者が所有者に代わって強制的に撤去する「略式代執行」の開始を宣言し、草刈りや建物内の確認などを行いました。
岐阜市によりますとこの家は少なくとも7年前から放置されていて、周辺の住民からの相談を受けて市が所有者を調査しましたが所在が分からなかったということです。
柱が腐るなどして倒壊するおそれがあるとして、市は、去年8月、「特定空き家」として手続きを進めてきました。
岐阜市が「略式代執行」で空き家を撤去するのは今回が初めてでおよそ190万円の費用については市が負担するということです。
岐阜市空家対策課の伊藤篤志課長は「空き家を管理する人は放置せずに、助成金などを活用して早めに解体などに動いてほしい」と話していました。