新型コロナめぐる国の融資制度で中日信用金庫が不正な手続き

名古屋市に本部を置く中日信用金庫は新型コロナの影響で売り上げが減った企業に実質無利子・無担保で融資する国の制度をめぐり、企業の売り上げを実際より少なく書き換えて申請するなどの不正な手続きを行っていたと発表しました。

この融資制度は新型コロナの影響で1か月の売り上げが前年の同じ月と比べ20%以上減少した企業などを対象に、国が金利などを負担して金融機関が実質無利子・無担保で融資するものです。
中日信用金庫によりますと、この融資の申請を行う際、企業の売り上げを実際より少なく書き換えるなどの不正な手続きが複数件、確認されたということです。
信用金庫の内部調査で発覚したもので、本当の売り上げを記載して申請すれば制度の対象にならなかった可能性があるとしています。
この制度では金融機関が企業に無利子・無担保で融資をしても、金融機関には国から金利などが支払われることになり、東海財務局も立ち入り検査を行ったということです。
中日信用金庫は「お客さまをはじめ、地域の皆さまと関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます。全容解明を最優先に全力で調査に取り組んでまいります」とコメントしています。