水難事故の遺族が大学で講演 岐阜

水難事故を防ごうと幼稚園の川遊びの最中に息子を亡くした女性が岐阜市の大学で講演し、水辺で遊ぶ際にはライフジャケットを着用するなど安全確保の重要さを訴えました。

岐阜市にある岐阜聖徳学園大学で行われた講演には教員を目指す学生およそ60人が出席しました。
講師を務めた神奈川県に住む吉川優子さん(50)は、10年前、幼稚園の川遊びで当時5歳の慎之介くんを亡くしその後、子どもの水難事故を防ぐ活動に取り組んでいます。
吉川さんは去年、全国で中学生以下の子ども31人が水遊びなどでなくなり、このうち18人は川で亡くなったと指摘した上で「同じような事故が繰り返されている。亡くなった人の数字の裏には、悲しみを抱える人がいることを知って欲しい」と話しました。
そして子どもが水辺で安全に楽しむためには▼事前に大人が情報収集や下見を行い▼水辺ではライフジャケットの着用が重要だと訴えました。
2年生の学生は「教員になったら水辺で遊ぶ時にはライフジャケットを着用するよう呼びかけたい」と話していました。
吉川優子さんは「ことしは特に暑く水辺に出かける機会も多くなると思う。水難事故を防ぐためには事前の情報収集やライフジャケットの着用などを意識してほしい」と話していました。