三重 伊賀 松尾芭蕉の生家にまつわる資料を集めた企画展

俳人・松尾芭蕉が生まれた三重県伊賀市で、芭蕉とその生家にまつわる資料などを集めた企画展が開かれています。

この企画展は伊賀市にある「芭蕉翁生家」が大規模な修復工事を終え、ことし4月、4年ぶりに再開したことを記念して、市内の芭蕉翁記念館で開かれているものです。
会場には芭蕉が伊賀で開いた句会に関する資料や、故郷にまつわる俳句の掛け軸などおよそ30点が展示されています。
このうち芭蕉が亡くなった元禄7年に芭蕉自ら書き記したとされる「月見の献立」は、芭蕉が生家で催した句会で出されたもので、「のっぺい」や「まつたけの吸い物」などの郷土料理が取り入れられ、芭蕉の細やかな気配りや当時の豊かな食文化がうかがえます。
訪れた人は展示された資料を見て芭蕉と伊賀の深いつながりを学んでいました。
芭蕉翁記念館の服部温子学芸員は「生家を舞台に繰り広げられた、芭蕉と伊賀の人々の交流の様子をぜひご覧ください」と話していました。
この企画展は6月26日まで開かれています。