藤田医科大学 全学生が「防災士」講習受講へ 愛知

愛知県豊明市の藤田医科大学は、地域防災のリーダーとなる「防災士」の講習をすべての学生が受講するカリキュラムに組み込み、防災士として養成していくことを決めました。こうした取り組みは全国でも珍しく大学では「災害時に地域に貢献できる人材を育成していきたい」としています。

藤田医科大学は大規模災害が発生した際に県内の災害拠点病院を統括する「基幹病院」に指定されているほか、被災した人を大学内で受け入れる態勢の整備も進めています。
こうした中、大学では、災害時に地域に貢献できる人材を養成しようと地域の防災のリーダーとなる「防災士」の資格を取得するための講習をカリキュラムに組み入れて、1学年およそ700人のすべての学生に受講させることを決めました。
講習では災害のメカニズムや防災や減災に関する知識、避難所の運営のしかたなどを12時間以上学び講習後には全員が防災士の資格を取るための試験を受けるということです。
大学ではNPO法人「日本防災士機構」から研修機関の認定を受けた上で今年度から試験的に始め、令和6年度から本格的に実施していきたいとしています。
藤田医科大学の湯澤由紀夫学長は「防災士の教育を通して大災害が起きたときには、社会を支える先頭に立つという意識を学生たちに持ってもらうことが重要だと考えている」と話しています。