おととし愛知豊橋の車突入3人殺傷 被告に懲役20年判決

おととし、愛知県豊橋市の県道で、草刈りをしていた人たちに車で突っ込み、3人を死傷させたなどとして、殺人などの罪に問われている被告に対し、名古屋地方裁判所岡崎支部は懲役20年の判決を言い渡しました。

静岡県掛川市の無職、青野圭被告(28)は、おととし7月、豊橋市大村町の県道で草刈りをしていた人たちに、およそ130キロのスピードで乗用車で突っ込み、愛知県田原市の警備会社の社員夏目喜生(当時46)さんを殺害し、40代と60代の作業員2人に大けがをさせたなどとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われました。
判決で名古屋地方裁判所岡崎支部の村瀬賢裕裁判長は「交通量の多い日中の一般道路で、自動車を高スピードで走行させた行為は不特定多数の無関係な人に危害が及ぶおそれが高い極めて危険で悪質な行為だ。夏目さんが死亡したほか、ほかの2人も重傷を負っていて、結果は重大だ」と指摘しました。
一方で「車両を人などに意図的に衝突させたとまでは認められず、被告が強い殺意を持っていたとまでは言えない」などとして、懲役30年の求刑に対して、懲役20年の有罪判決を言い渡しました。