設楽ダム設計見直し工期8年延長へ 建設費増の見通し

愛知県設楽町で建設が進められている「設楽ダム」について、国土交通省は、設計の見直しが必要になったとして、工期を令和16年まで8年延長する方針を固めました。
これに伴って建設費も増える見通しで、国土交通省は、費用の一部を負担している愛知県に意見を求めるなど必要な手続きを進めることにしています。

設楽ダムは、国が、令和8年度の完成を目指し、愛知県設楽町に建設を進めているもので、平成29年には、ダム本体の工事が始まり、建設が本格化しています。

こうした中、国土交通省は、設計段階では、想定できなかった地すべり対策や掘削の量の見直しが必要となった上、建設資材の高騰や働き方改革関連法による時間外労働の上限規制などの影響を踏まえ、工期を令和16年まで8年延長する方針を固めました。

これに伴って、建設費は800億円増え、3200億円になる見通しです。

国土交通省中部地方整備局は、17日、事業費や工程を監査する専門家の委員会にこうした方針を説明した上で、今後、建設費のおよそ3割を負担している愛知県に意見を求めるなど、事業計画の変更に必要な手続きを進める方針です。