愛知県立高校 中高一貫教育の導入へ検討始まる

4つの県立高校で中高一貫教育の導入を検討している愛知県教育委員会は、具体的な検討を進める部会の初会合を開き、入学者の決定には、「適性検査」と調査書を基本に、面接や抽選などを組み合わせるなどとする考え方を示しました。

愛知県教育委員会は、名古屋市の明和高校、津島市の津島高校、半田市の半田高校、刈谷市の刈谷高校の4つの県立高校に付属中学校を設置して中高一貫教育を導入することを検討していて、13日、具体的な検討を進める部会の初めての会議が開かれました。
会議は、小中学校や高校、それに市町村の教育委員会の関係者などが参加し、この中で県教育委員会は、大学入試対策ではなく「探求的で発展的な学び」を重視することや、生徒を募集する地域をこれまでと同様に学区で分けること、それに、中学の入学者の決定は「適性検査」と調査書を基本に面接や抽選などを組み合わせるなどとする考え方を示しました。
これについて県立高校の関係者を中心に、小中学校からの学びの継続性が期待できるという意見が上がった一方、小中学校の関係者からは、「適性検査」への対策が過熱することなどへの懸念が示されました。
会議のあと、県教育委員会事務局の稲垣宏恭次長は「今後、個別の学校のイメージを具体的に示すことで、懸念をどう払拭していくか議論を進めていきたい」と述べました。