岐阜 リニア中央新幹線 死傷事故のトンネルで工事再開

トンネルの崩落事故で2人が死傷した岐阜県中津川市のリニア中央新幹線の工事現場で13日、およそ半年ぶりに工事が再開されました。
JR東海は、新たな安全対策がまとまり、現場の安全確認が完了したとしています。

中津川市にあるリニア中央新幹線の「瀬戸トンネル」の工事現場では去年10月、天井の岩が崩れ落ちて2人が死傷し、岐阜県は、十分な安全対策がとられるまで工事を再開しないよう求めていました。
これを受けてJR東海は11日、工事の新たな安全対策を盛り込んだ計画書を岐阜県と中津川市に提出し、現場の安全確認も完了したとして、13日午前、工事を再開しました。
JR東海では、新たな安全対策として、地質を調査して地盤が弱くなっている部分がないかを確認するほか、現場の下請け会社などと迅速に情報を共有するなどとしています。
13日はJR東海の社員が工事に立ち会い、作業の安全を確認しているということです。
「瀬戸トンネル」以外の岐阜県内の工事はすでに先月再開されていて、事故からおよそ半年を経て岐阜県内すべての区間で工事が再開されました。
JR東海は「計画書を確実に順守して安全に留意し、労働災害防止に積極的に取り組みます」とコメントしています。