買い物ついでに目の健康チェック 富谷に健康ラボ

富谷市の商業施設に買い物客が目の健康状態などを自分でチェックできる施設がオープンしました。

この施設「まちかど健康ラボ」は東北大学病院や富谷市、それにロート製薬が市民の健康意識を高めようと商業施設「イオン富谷店」に設置しました。
18日は、若生裕俊市長をはじめ県眼科医会の関係者なども出席して連携協定を締結しました。
施設には、眼圧や眼底などを自分で測定できる装置が備えられ買い物客が自由に利用できるほか専門のスタッフがいるときには血圧や心拍数を測定し、専用のソフトを使って自律神経の状態などを知ることができます。
利用者は緑内障や循環器系の病気などの早期発見につながるメリットがある一方、東北大学病院や製薬会社は同意を得た人の測定結果を集めて予防研究のデータとして活用することにしています。
富谷市の若生市長は「目の検査を通じていろいろな異常に気づくことができるので、自分の身体の健康状態の気づきの場になれば」と話していました。
「まちかど健康ラボ」はイオン富谷店の1階に設置され、午前10時から午後7時まで誰でも無料で利用できます。
また、19日から21日までの3日間は特別に医師や専門のスタッフが常駐して装置などの使い方を説明するほか、毎週火曜日には東北大学病院の出張診療所が開設され、医師から直接、アドバイスなどが受けられるということです。