「七夕飾り」リサイクルを学ぶ教室 仙台

「仙台七夕まつり」まで1か月を切り、七夕飾りのリサイクル活動を知ってもらおうと7日、飾りの解体のしかたなどを学ぶ教室が開かれました。

この教室は仙台市が8年前からこの時期に行っていて、青葉区の会場には、市内の親子連れ20人ほどが集まりました。
はじめに小さな七夕飾りを組み立て、子どもたちが長さ10センチほどの和紙で作られた吹き流しを貼り付けていました。
このあと、先月、仙台市で行われた「東北絆まつり」で使われた七夕飾りなどを解体する体験をしました。
参加した人たちは竹で作られた枠に針金で結びつけられた花の飾りを1つ1つ手作業で取り外しました。
例年、仙台七夕まつりのあと、花飾りはすき直してうちわにしたり、折り鶴は小中学校の卒業証書などにリサイクルしたりしているということです。
市内から訪れた小学4年生の女の子は、「飾りの解体は最初は難しかったですが、すべて終えると達成感があって気持ちよかったです」と話していました。
鳴海屋紙商事の鳴海幸一郎さんは「豪華けんらんな七夕飾りを楽しんでもらうのと同時に、祭りが終わったあと飾りがどうなるのかにも注目してほしいです」と話していました。