バレーボール男子日本代表の小野寺太志選手 母校で壮行会

名取市出身でパリオリンピック、バレーボール男子日本代表の小野寺太志選手の壮行会が母校の東北高校で行われ、「メダルを持ち帰りたい」と意気込みを話しました。

小野寺選手は名取市出身の28歳。
2メートル2センチの身長を生かしたブロックやクイック攻撃が持ち味で、オリンピック代表は前回の東京大会に続いて2大会連続です。
小野寺選手は4日、母校の東北高校を訪れ、夏の全国大会などに出場する運動部の壮行会にサプライズで参加し、日本代表選手の突然の登場におよそ700人の生徒から大きな歓声で迎えられました。
男子バレーボールは、オリンピックの前哨戦「ネーションズリーグ」で準優勝し、パリ大会でメダルが期待されていて、後輩から「金メダルを目指して」などと激励のメッセージが書かれた寄せ書きがおくられました。
これに対し小野寺選手は「男子バレーは国際大会で2位になって、強いことを証明できている。オリンピックでは金メダルをめざして頑張りたい」と意気込みを話していました。
小野寺選手は、中学では野球をしていましたが東北高校に入学したあと本格的にバレーボールに取り組み日本代表選手へ成長しました。
小野寺選手は「東北高校は僕の原点で、ここで基礎を学んだことで日本代表になることができた。オリンピックをめざしてずっと準備してきたので、成果を発揮できるようにチーム一丸となって戦い、皆さんの期待に応えたい」と話していました。