「東北ずん子」のスタンプラリー 白石

宮城県の郷土料理「ずんだ餅」をモチーフにした「東北ずん子」という女性キャラクターのスタンプラリーが白石市などで開かれ、全国からファンが訪れています。

「東北ずん子」は、ずんだ餅をモチーフにした女子高校生のキャラクターです。
東日本大震災のあと、被災地を支援しようと作られ、趣味はずんだ餅づくりです。
全国にファンがいることから、このキャラクターを活用して地域を盛り上げようと、白石市を中心にスタンプラリーが行われています。
喫茶店や精肉店など20か所には「東北ずん子」と店の名前などが記されたスタンプが設置され、集めた数に応じて「白石温麺」など地元の特産品がもらえます。
集まったファンたちは、スタンプを集めながら食事をしたり買い物をしたりして楽しんでいました。
埼玉県から訪れた30代の男性は「『ずん子』ちゃんが好きで毎回参加しています。今では白石市が第2の故郷のようです」と話していました。
スタンプラリーの実行委員会の田中健一会長(54)は「イベントをきっかけに地元の食べ物を食べたり人と交流したりして白石市のファンになってほしいです」と話していました。
スタンプラリーは7月15日まで行われます。