恒例の「そらまめまつり」始まる 村田町で9日まで 

旬のそら豆の試食や詰め放題などを楽しめる、恒例の「そらまめまつり」が、7日から村田町で始まりました。

村田町は、70戸ほどの農家がそら豆を栽培する県内有数の産地で、毎年この時期に「そらまめまつり」を開いて、初夏の味覚をPRしています。
「道の駅村田」には、開始前から100人以上が列を作り、午前9時前の開始とともに、4キロ入りの箱に入った取れたてのそら豆を次々に買い求めていました。
市価よりおよそ2割安いということで、主催者によりますと、7日に用意したおよそ300箱は、1時間半ほどで売り切れたということです。
このほか炭火で焼いたそら豆が無料でふるまわれたほか、500円でそら豆を袋に詰め放題できるコーナーも設けられ、訪れた人たちが袋いっぱいにそら豆を詰めて楽しんでいました。
生産者によりますと、ことしは春先の天候がよく適度に雨も降ったため、香りが良くて粒が大きく味の濃いそら豆に育っているということです。
仙台市から訪れた50代の女性は「村田町のそら豆は味や食感がよく、とてもおいしいです。夏が来たという気持ちになるので毎年食べたいですね」と話していました。
「そらまめまつり」は、道の駅村田で9日まで開かれ、その日に用意したそら豆が無くなり次第、終了するということです。
7日は、午前中ですでに終了しています。