「ポケモンGO」イベント 仙台で始まる 経済効果に期待も

スマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」の最大規模のイベントが30日から仙台市で始まり、会場には大勢の人たちが訪れ盛り上がりをみせていました。

「ポケモンGO」は、スマートフォンのカメラと位置を把握するGPS機能を使って、実際の風景の中に現れたキャラクターを集めるなどして遊べるものです。
イベントは、仙台市とニューヨーク、それにマドリードの世界3都市が開催地となっていて、仙台市では30日から4日間の日程で始まりました。
メイン会場の七北田公園ではまず式典が開かれ、仙台市の郡市長が「たくさんのポケモンをゲットするとともに仙台での素晴らしい思い出もゲットしてもらえたら嬉しいです」とあいさつしました。
イベントでは、ゲーム内に珍しいキャラクターが現れるなど特別な体験ができ、子どもから大人まで多くの人たちがスマートフォンを片手にキャラクターを集めたり、キャラクターが描かれたパネルの前で写真撮影をしたりして楽しんでいました。
仙台市の20代の男性は「いつか仙台市で開催されてほしいと思っていたので感動してます」と話していました。
また、東京から訪れた30代の男性は「気温や天気も良く、素晴らしい雰囲気です。このあとは市内を回って牛タンやずんだ餅を食べたいです」と話していました。
イベントでは、市内各地で街歩きを楽しみながらキャラクターなどを集められる10の公式ルートも設けられていて、去年このイベントが開催された大阪ではおよそ6万人がゲームに参加したとされていることから経済効果への期待も高まっています。