24日は伊達政宗の命日 瑞鳳殿で法要

仙台藩の初代藩主伊達政宗の命日に合わせて24日、仙台市の瑞鳳殿では法要が営まれました。

伊達政宗は仙台藩の初代藩主で、1636年5月24日に亡くなりました。
命日の24日、政宗の遺言で建てられたとされる仙台市青葉区の瑞鳳殿では、旧仙台藩士の子孫が立ち上げた「仙台藩志会」の人たちなどが、かみしも姿で参道をのぼって本殿に向かいました。
本殿で営まれた法要では花などが供えられ、住職がお経を読んだあと参列した人たちが焼香をしました。
また、瑞鳳殿では、法要に合わせて本殿がご開帳となり、ふだんは見ることができない政宗の木像が一般公開されました。
「仙台藩志会」の伊達宗弘会長は「無事に法要が終わりほっとしています。去年以上にたくさんの人が参列して政宗公も喜んでいると思います」と話していました。
今回初めて参列した80代の男性は「厳かな雰囲気で行われていて印象的でした。政宗公は仙台を築いた人なので大きな存在です。初めて参加してよかったです」と話していました。