「仙台・青葉まつり」人出は約93万人 

仙台市中心部でこの週末に開かれた「仙台・青葉まつり」は、2日間の人出が93万人余りにのぼり、去年より6万人余り増えました。

江戸時代の仙台藩のまつりを復活させた「仙台・青葉まつり」はことしで40回目を迎え、市中心部ではこの週末、伝統の「すずめ踊り」や武将にふんした人や山ぼこが市内の中心部をめぐる「時代絵巻巡行」などが行われました。
また、ことしは5年ぶりとなる踊り手と観客が一緒に踊る、「総踊り」が行われたほか、10年ぶりに愛媛県宇和島市から夏祭りの「牛鬼」も参加し、沿道には大勢の見物客が集まりました。
期間中の人出について「仙台・青葉まつり協賛会事務局」が集計した結果、2日間であわせておよそ93万3000人にのぼったということです。
これは新型コロナの影響を受ける前の2019年の97万人に匹敵し、去年より6万人余り増えています。
「仙台・青葉まつり協賛会事務局」の高橋三也事務局長は「5年ぶりに一般の人が踊りに参加できるなどすべて制限のない形で開催できたことや天候に恵まれたことも大きかった」と話していました。