プロ野球 楽天の試合前に小中学生が球場での仕事体験

プロ野球、楽天は、仙台でのデーゲームを前に県内の小中学生に球場での仕事を体験してもらう取り組みを行いました。

楽天は、プロスポーツに親しんだり野球の楽しさを体感したりしてもらおうと、7年前から授業の一環として球場内での様々な仕事を子どもたちに体験してもらう取り組みを行っています。
14日は、午後1時からの試合に合わせて県内の4つの小中学生300人が午前9時半すぎから仕事を体験しました。
このうち、ラジオの実況に挑戦した子どもたちは、打撃練習でのボールの行方を外野のポジションを覚えながら「センターに打った」とか「フライが高い」など選手や打球の動きを上手に話していました。
また、来場者にグッズを配ったり先発で出場する選手の情報をボードに分かりやすく記したりするなどの仕事を体験していました。
このほか楽天は、来場者にごみを分別してもらったり照明を消費電力を抑えたLED化に切り替えたりしていて子どもたちは、自分たちでも実現できそうな環境に配慮した試合運営について川柳で発表して理解を深めていました。
実況に挑戦した小学6年生の女子児童は「すごく楽しくて、上手に出来たと思います。将来、何か伝える仕事をしてみたいと思いました」と話していました。
職場体験を担当した楽天の村上更沙さんは「プロ野球には選手以外にもいろんな人が関わっているのを知ってもらいたい。東北宮城にプロ野球球団があることを誇りに思ってほしい」と話していました。
職場体験は15日も行われます。