多賀城に「シェアラウンジ」オープン

多賀城市でリモートワークや会議などに利用できる「シェアラウンジ」が今月オープンし、市民の交流拠点としても期待されています。

オープンしたのは、JR多賀城駅前の多賀城市立図書館が入る建物の2階のスペースを活用した「シェアラウンジ」で、1時間880円から利用できます。
広さはおよそ270平方メートルあり、会議や商談ができるスペースのほか、くつろげるソファーなども置かれドリンクやパンなどの軽食が自由に利用できます。
このスペースは、レンタル大手の「TSUTAYA」がCDやDVDのレンタルショップとして営業していましたが、コロナ禍以降、リモートワークの普及など時代のニーズにあわせて改装しました。
利用していた多賀城市の男性は「個人事業主でオフィスがないので、こうしたスペースはいいなと思います。集中したいとき、リラックスしたいとき、いろいろ使えて便利です」と話していました。
また、カフェスペースとして利用していた子ども連れの女性は「小さい子がいるので長居したいと思うときに利用したいです」と話していました。
運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブソーシャルデザイン本部の鈴木里実さんは「人が集まり交流の輪が広がる場所になって欲しい」と話していました。
運営会社では、このスペースを利用してイベントを開催することも検討していて、地域の交流拠点になることが期待されています。