宮城県内 インフルエンザ感染者数減少で警報解除

宮城県内の今月14日までの1週間のインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたりの平均で4.19人となりました。
警報の基準を下回ったなどとして、県は、去年11月から出していた警報を解除しました。

県が指定した県内89の医療機関からの報告をもとに公表した、今月8日から14日までの1週間のインフルエンザの感染者数は373人で、1医療機関あたりの平均は4.19人となりました。
前の週に比べて感染者数が5週連続で減少し、県内のすべての保健所管内で1医療機関あたりの感染者数が警報を継続する基準値の10人を下回ったということです。
こうしたことなどから、県は、去年11月から出していた警報を解除すると発表しました。
また、新型コロナウイルスの1週間の感染者数は596人で、1医療機関あたりの平均は6.70人と、前の週より2.26人減って6週連続で減少しました。
県疾病・感染症対策課は「インフルエンザの警報は解除したものの、大型連休も控えているので、人が多いところに行く際は、手洗いや咳エチケットなど基本的な感染対策をお願いしたい」と呼びかけています。