メガソーラー発電所の火災は約２２時間後に鎮火 仙台

１５日午後、仙台市の郊外にあるメガソーラー発電所で起きた火災は、発生からおよそ２２時間たった１６日鎮火しました。
消防は、大規模な火災で、放水による感電の恐れもあり慎重に消火活動にあたったためだとしています。

１５日午後１時半すぎ、仙台市青葉区芋沢にある「西仙台ゴルフ場メガソーラー発電所」の関係者から消防に通報があり、ポンプ車やヘリコプターなど３６台が出て消火活動にあたりました。
その結果、１５日午後６時前の時点でほぼ消し止められましたが、その後も消火作業が続けられ、発生からおよそ２２時間後の１６日午前１１時半に鎮火したということです。
この火事で、下草やソーラーパネル、それにケーブルが焼けるなどの被害が出て、およそ３万７５００平方メートルが焼けたということです。
警察によりますと、けがをした人はいませんでした。
消防によりますと、鎮火までに時間がかかった理由について、火災の規模が大きく、放水による感電を防ぐため慎重に消火活動に対応したためだとしています。
現場は、ゴルフ場に隣接する山あいの場所にある発電所で、近くに住宅はありません。
警察は、発電所の関係者から話を聞くなどして、火が出た原因を調べています。