台湾の花蓮県支援を 10年前から交流続ける栗原市が寄付募る

今月3日に台湾付近で発生した地震で大きな被害を受けた花蓮県を支援しようと、10年前から交流を続けている栗原市はふるさと納税のサイトを通じて寄付を募っています。

栗原市と花蓮県は、岩手・宮城内陸地震や東日本大震災をきっかけに10年前からそれぞれが行う消防訓練に職員を派遣しあうなど「防災」をテーマに交流を続けてきました。
このため栗原市は、今月3日に起きた地震で大きな被害を受けている花蓮県の復興を支援しようと、今月10日から「ふるさと納税」の仲介サイト「ふるなび」を通じて、寄付を募っています。
寄付は、クレジットカード決済などで1000円以上から受け付けていて、手数料を引いた全額が花蓮県に送られますが、災害支援にあてられるため返礼品はありません。
栗原市産業戦略課の千葉直樹課長は「台湾とはこれまで交流を続けてきたので多くの人に寄付をお願いしたい」と話していました。